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ジャンプ・シークエンスにまつわるエトセトラ

※mixi拙日記2010.11.04のコピペです。(2012.05.01記、遠い記憶を求めてプロジェクトの一環)
したがって、ルールに関しては当時のもので現在と違うということがあるかもしれません。


この記事UPのきっかけは、
いつもTwitterやblogでお世話になっているスケーターsakuraさん(アリガトウ!)が、記事

 フィギュアスケート競技で採点に直結するジャンプは6種類…でも、ジャンプは6種類ではありません。採点対象に入らないジャンプは他にもあります。★ジャンプの種類…ユニーク考察?★ http://openaxel.blog14.fc2.com/blog-entry-74.html先に読んできてくれると、伝わりやすいかな。マニアックなネタですけど、ついてきて下さいね。6種類の、採点に直接影響するジャンプの他には… バニーホップ 
★ジャンプ…夢+Combo★可能性と現実…

で、ジャンプについてマニアックな考察をされていたことにあります。(これはこれで興味深く、すぐ全部理解できませんが、ゆっくり勉強したいと思います)

連続して跳ぶジャンプには、コンビネーションジャンプとジャンプシークエンスがあります。

コンビネーションジャンプ
第1ジャンプの着氷した態勢の成り行きで第2ジャンプを跳ぶのがコンビネーションジャンプ。第2ジャンプが可能なジャンプは二種類。着氷した足(バックアウトエッジ)で踏み切るループと反対の足のトウで踏み切るトウループです。

ジャンプシークエンス
他のジャンプは、着氷したバックアウトエッジから、反対の足の
 (アクセルなら)フォアアウトエッジ→例1、例2、例3、例4
 (サルコウなら)バックインエッジ→例5、例6、例7
 (フリップなら)バックインエッジ→例8
 (ルッツなら)バックアウトエッジ→例なし(注1
に乗り換えないと踏み切れません。これがジャンプシークエンス。

(例1)ワグナーの「3Lo+2A」と「3F+2A」
http://www.youtube.com/watch?v=9z-IEtyPMn0#t=3m11s 
(例2)鈴木明子の「3T+2A」
http://www.youtube.com/watch?v=DHYZPzupbNk#t=1m01s←リンク切れ
http://www.youtube.com/watch?v=urnMcbhKjZs#t=1m12s (2009全日本)
(例3)安藤美姫の「3S+2A」
http://www.youtube.com/watch?v=niSQXD62rYY#t=1m05s←リンク切れ
http://www.youtube.com/watch?v=wTX09GUugpo#t=1m17s (2010五輪)
(例4)ファヌフの「3T+2A」
http://www.youtube.com/watch?v=UzclIKWbkxo#t=45s
(例5)ロシェットの「3T+3S」
http://www.youtube.com/watch?v=MdLt71Rp4IY#t=2m51s

上記例は、2009GPFのもの。
http://www.isuresults.com/results/gpf0910/index.htm
採点表では「○+△+SEQ」と表記され、基礎点は0.8倍になります。

ところで、次にあげるサルコウの例6、例7、フリップの例8は、着氷したバックアウトエッジから反対足バックインエッジへの乗り換えに、ハーフループ(反対足着氷のシングルループ)を用いています。

今季から、つなぎにハーフループを用いたジャンプシークエンスは、「○+1Lo+△」の3連続のコンビネーションジャンプとして扱われるようになりました。
ジャンプ・コンビネーションにおいては、第1ジャンプの着氷足が、第2ジャンプの踏み切り足となる。第3のジャンプについても同様とする。複数のジャンプが表外ジャンプでつながれた場合には、その要素はジャンプ・シークェンスと認定される。しかし、(後ろ向きで着氷する)ハーフ・ループ(または“ユーラー”)は、コンビネーションまたはシークェンスで用いられると、シングル・ループの価値を持つ表内ジャンプとして見なされる。ハーフ・ループが単独(参考1)で行われた時は、表外ジャンプのままである。2010-11 テクニカル・パネル・ハンドブック(和文PDF)
(例6)ロシェットの(3T+1Lo+3S。2009カナダナショナル。08-09シーズンは、ジャンプシークエンス扱い。表記は、3T+3S+SEQ)
http://www.youtube.com/watch?v=r9uTvFa396g#t=3m09s
  http://results.skatecanada.ca/2008-2009/2009CDNS/sd4.pdf
(例7)Pチャンの(3Lz+1Lo+2S)
http://www.youtube.com/watch?v=DkC3B9kc0OM#t=2m50s
 →先日のスケートカナダでやりましたね。
  http://www.isuresults.com/results/gpcan2010/
(例8)プルシェンコの(3A+1Lo+3F)
http://www.youtube.com/watch?v=MhIiisXRBys#t=1m15
 →同じ3連続でも中味が違いますね!

(第2ジャンプがアクセルについて)←ルールだからと言ってしまえばそれまでなのですがあくまでも私見ということでご参考まで。

第2ジャンプがアクセルのジャンプシークエンス(例1、例2、例3、例4)を見ると、単独のアクセルと入りが微妙に違います。単独のアクセルの場合、この入りのパターンですと、バックアウトエッジからフォアアウトエッジへ乗り換えて踏み切るわけですが、上の例のように(態勢を整えるために?)ホップしたりしません。(ワグナーはホップしていないようにも見えますが...)

(例9)浅田真央の2A←(ホップなどしない)普通の入りの踏み切り例
http://www.youtube.com/watch?v=sTSCiEB6vxo#t=2m48s

第2ジャンプを跳ぶための足換えやエッジ換えのターンをしただけで踏切を行なった場合は、ハーフループ同様、コンビネーションとして認めてもいいんじゃないかと思ったりします。ダブルトウループやダブルループよりダブルアクセルの方が難しいと思うからです。トリプルアクセルを想像すればなおさらです。(←というか、やった選手がいないw)

なのに、
アクセル型ジャンプを任意の他のジャンプから続けて(ホップ、マズルカ、表外ジャンプなしで)ただちに行った場合、この一連のジャンプは、ジャンプ・シークェンスとしてみなされる。2010-11 テクニカル・パネル・ハンドブック(和文PDF)
とあるように、どんな入りのアクセルでもジャンプ・シークエンス扱いです。

なぜコンビネーションとして認められないのか?!理由は二つあると思います。認めてしまうと、

(理由1)第2ジャンプのトリプル(3Lo、3T)のダウングレード対策として2Aがますます有効になるから。現行でさえ、

 ワグナーが「2A+3Lo」のコンボではなく「3Lo+2A」(例1)のシークエンスを、
 鈴木明子が「2A+3T」のコンボではなく「3T+2A」(例2)のシークエンスを、
 ファヌフが「2A+3T」のコンボではなく「3T+2A」(例4)のシークエンスを、

跳んでいるように、シークエンス扱いになって0.8掛けになっても、ダウングレードされた時の点数より高い。

ワグナーの例でいいますと、「2A+3Lo」のDG判定「2A+2Lo(3.5+1.5=5)、今季3.3+1.8=5.1」より「3Lo+2A((5.0+3.5) * 0.8=6.8)、今季(5.1+3.3)*0.8=6.72」の方が点数が高い。

(理由2)単純に第2ジャンプにダブルジャンプを用いる場合、ダブルアクセルにした方が得点が高い。「3Lo+2Lo(5.0+1.5=6.5)、今季5.1+1.8=6.9」より「3Lo+2A( (5.0+3.5)*0.8=6.8)、今季 (5.1+3.3)*0.8=6.72」の方が得点が高い。ところが基礎点が改定されたので今季は低くなる。よって今季は理由2では使えない。

でも、「3Lo+2Lo」より難しい「3Lo+2A」の方が得点が低くなるのってやっぱり変。第2ジャンプがトリプルアクセルの場合を考えて見ればその不合理がよくわかる。「3Lo+3Lo(5.1+5.1=10.2)」と「3Lo+3A(5.1+8.5)*0.8=10.88」(←誰もやらないと思うがw)がほとんど違わない。さらに、

「3A+3Lo(8.5+5.1=13.6)」に対して「3Lo+3A(13.6*0.8=10.88)」(←誰もやらないと思うがw)は絶対おかしい、というか面白い(笑)

まあ、実際問題として、第2ジャンプに3Aを跳ぶ選手がいないので、理由1、2が優先されるのは当然かなと。

上記考察は、↓こちらのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

 新採点方式で不思議に思う点2~ジャンプシークエンス編: ~Anekoda~アネコダ
 http://anekoda.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e116.html

そういえば、2Aはお得なジャンプとして多用されないようにしたのでしょうか、今季から使用限度が一つ減りましたね。
ダブル・アクセルは(単独ジャンプであっても、コンビネーション/シークェンスの一部としても)全部で2 回を超えて含んではならない。2010-11 テクニカル・パネル・ハンドブック(和文PDF)


(注1:第2ジャンプが逆回転)
第2ジャンプを(第1ジャンプの)逆回転にすれば、着氷したバックアウトエッジから反対足のトウで踏み切るルッツは可能ですよね。やる選手がいないということは割が合わないということなんでしょうね。ルッツを第2ジャンプでしかも逆回転というのは、漫画だけの世界なのでしょう?!(笑)
↓画像クリックで拡大します。(ブリザード・アクセル第5巻)
ブリザードアクセル5巻逆回転ルッツ_1024 
逆回転の例として、小塚崇彦の「3S(反時計回り)+2S(時計回り)」がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=qeSyqpR9c-A#t=3m05s

以上のことは、↓こちらのブログで知りました。ありがとうございます。

 ジャンプについて その2-掬水月
 http://blog.zaq.ne.jp/figure/article/155/

(資料)
ジャンプの基礎点(May 4, 2010)
ISU Communication 1611(pdf)fromISU Communications archives
20100626ジャンプ基礎点←画像をクリックすると拡大できます。
(参考1)単独ハーフループ(左バックアウト-右バックイン)
TORINO 2010 25/03/2010 -5/16- MEN Free Skating - USA - Adam RIPPON
http://www.youtube.com/watch?v=irICtXQgJ-4#t=4m38s
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Comment

バルタントモゾウ says... "すごいですね"
入り方の違いの画像がこれだけすぐに集められるのは相当演技をよく見ていて覚えていないと、到底出来ませんね。

2Aの使用制限についてですが、もう一つの理由として回転数は2であっても、Aは1回転上の扱いとみなすという難易度の難しさの表れだとも思えます。

基礎点が3回転ジャンプに近いということに合わせたのでしょうか。

ただ、論理的には少しおかしいとは感じますね。前の基礎点の高さなら、3回転ジャンプと同等に扱うという考え方はわかるのですが、基礎点を下げた上で回数制限と言うのは、論理の筋としてはおかしいと思えます。

むしろ全てのジャンプに関して飛べるのは2回までと原則を決めておき、DGによるものはその例外として対処するという方が論理の筋としては質が良いと思うのですけどね。

ウェルバランスを重視するなら、回転数による縛りをつける方が「?」と思ってしまいます。

この辺りはザヤックルールが生まれた経緯と同じで、いうなればキム・ヨナルールとでも名づければ、アンチファンが喜びそうです。(笑)

>でも、「3Lo+2Lo」より難しい「3Lo+2A」の方が得点が低くなるのってやっぱり変。第2ジャンプがトリプルアクセルの場合を考えて見ればその不合理がよくわかる。「3Lo+3Lo(5.1+5.1=10.2)」と「3Lo+3A(5.1+8.5)*0.8=10.88」(←誰もやらないと思うがw)がほとんど違わない。<


3Aと2Aとではかなり実施難度が違うと思えるので、単純に変だとは思えません。

この辺りは3Loのセカンドジャンプに関してもいえるのですが、実施難度はソロジャンプよりも回転不足になる可能性が高いという点では、ソロジャンプの場合とは基礎点を変えるべきに思えます。

ただ問題点としては、PCを運営に使えないような大会の場合、現行ルールの方が計算がしやすいという運営上の利便性があります。


この辺りは当初の形から、システム開発側の意向に合わせられた感を私は感じます。
2012.05.03 08:39 | URL | #- [edit]
バルタントモゾウ says... "リッボン君の演技"
そういえばこのときのステップの振り付けは、カートの時代のにおいを感じさせましたね~~。

確か、佐野さんが懐かしがって喜んでいたような気がするのですが。
2012.05.03 08:48 | URL | #- [edit]
ghoti says... "Re:すごいですね"
バルタンさん こんにちは

一時期(現在もですが)、ジャンプのプレパレーションに興味を持ったことがありまして、そのとき、かなり調べました。その成果がいま実りつつあるということでウレシイです~\(^o^)/

>この辺りはザヤックルールが生まれた経緯と同じで、いうなればキム・ヨナルールとでも名づければ、アンチファンが喜びそうです。(笑)
ルール改正当時、そのように理解しておりました(笑)。たしかに、論理的にはバルタンさんの仰る通りだと思います。

>3Aと2Aとではかなり実施難度が違うと思えるので、単純に変だとは思えません。
書き方がまずかったかな!?2Loと比べて2Aが難しいと思ったから、変だ、と思ったわけで、この時点では、3Aはでてきていません。3Aは蛇足です。蛇足を引き合いに出されても困りますわ(^^ゞ

>この辺りは3Loのセカンドジャンプに関してもいえるのですが、実施難度はソロジャンプよりも回転不足になる可能性が高いという点では、ソロジャンプの場合とは基礎点を変えるべきに思えます。
これに関しては、私も賛成です!

>ただ問題点としては、PCを運営に使えないような大会の場合、現行ルールの方が計算がしやすいという運営上の利便性があります。
ええーっ、初めて知りました。(というか気にしたことがなかった。)そうなんですか、そしたら、それは、ありえますね。
2012.05.03 17:36 | URL | #/Jidnjo. [edit]
ghoti says... "Re:リッボン君の演技"
>そういえばこのときのステップの振り付けは、カートの時代のにおいを感じさせましたね~~。
確か、佐野さんが懐かしがって喜んでいたような気がするのですが。

そうなんですか、情報ありがとうございます。ステップの振り付けの特徴のことはわかりませんが、先日の国別の印象を言いますと、動作が大きくスピードがあるにもかかわらず、ゆったりとした柔らかさが感じられました。この演技にもそれを感じましたね!
2012.05.03 17:46 | URL | #/Jidnjo. [edit]

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