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ほとんどフィギュアスケート、きまぐれ勉強メモだよ(^_-)-☆ #表示不具合のお知らせ

酒井順子「この齢だった!」第12回 浅田真央19歳 雑誌「MORE」記事より

※mixi拙日記2010.05.07のコピペです。2012.04.22/08:54記

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2010年2月26日、私は日本海側のとある港町におりました。時刻は昼過ぎ。バンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケート・フリーを前にして、わたしはテレビを見られる場所を探していたのです。


で始まる文章。真央ちゃんが置かれていた状況を把握した上で(文面からそれが伺えた)、殺伐とした気持ちになる表現を避け、言葉を上手く選び昇華した、愛情に満ちた文章でした。

ということで、一部ご紹介!!

・真央ちゃんがトリノに出られなかった時、アメリカのタラ・リピンスキー選手は、「選手にとって、四年は長い。出してあげたらいい」というコメントを出していたのだそうです。

・タラソワコーチに教わることになった時、「今まで『可愛い』イメージだけできていて、いつも同じにしか演じられていないのでは、何となく感じていたんですよ。それは幼くて、まだそういうのしか出来ないということもあったんだけど、もうそろそろ、大人っぽいものもやってみたいなっていうか、やる勇気を持たなくちゃいけないと思った」と彼女は言っています。

・彼女の涙は、「負けましたけど楽しんだので満足です」みたいなコメントが多い昨今のアスリートを見慣れている私達を、ハッとさせたのでした。

・特に女性が、ここまで女子フィギュアスケートに夢中になる理由。それはやはり採点競技だからなのでしょう。採点競技には採点競技であるが故の不明瞭さがつきまとうのですが、しかし採点競技であるからこそ、選手たちは衣装もメイクも体型も、はたまたリンクを降りた時の態度まで気を遣う。

・見ている側も、美しい女性が美しく舞うからこそ夢中になるのであって、もしこれがジャンプやスピンの回転数を単純に比較する演技だとしたら、これほどの人気は出なかったに違いない。

・彼女はこれから、19歳の時の敗北の経験を強みとしていくことでしょう。あの悔しさと悲しさは、彼女の人生に陰影を与え、違う次元の表現を彼女にもたらすに違いありません。ファンとしては、「19歳の経験があったからこそ今がある」と、彼女が23歳で思うことができるよう、祈るのみなのでした。

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